シャープのドラム式洗濯乾燥機、ES-X12CとES-X11B。どちらを選ぶか迷っている方も多いのではないでしょうか。
新モデルと型落ちモデルでは、洗濯容量や機能面で明確な違いがあり、自分の生活スタイルに合った方を選ばないと、後悔する可能性もあります。
この記事では、両モデルの違いを5つのポイントに絞って分かりやすく比較しました。具体的には、洗濯容量の差や「モモンガファン」の有無、太陽光発電との連携機能など、実際の使い勝手に直結する部分を中心に解説します。
これらを把握すれば、乾燥性能を重視して新モデルを選ぶか、コストパフォーマンスに優れた型落ちモデルを選ぶか、判断がしやすくなるでしょう。あなたの家庭にぴったりの一台を見つけてください。
- ES-X12Cは乾燥機能と静音性が向上
- ES-X11Bは型落ちで価格が安い
- 設置スペースと予算で選ぶ判断基準
まずは、この2機種の違いを端的にまとめた比較表をご覧ください。それぞれの特徴をひと目で把握できます。
| 比較項目 | ES-X12C(新モデル) | ES-X11B(型落ち) |
|---|---|---|
| 洗濯・脱水容量 | 12kg | 11kg |
| 乾燥容量 | 6kg | 6kg |
| モモンガファン | 搭載 | なし |
| Life Eeeコネクト | 対応 | 非対応 |
| ふろ水ポンプ | 別売り | 付属 |
| 槽内LEDライト | なし | あり |
| 窓のスモーク | 下半分クリア | 濃いめスモーク |
| 洗濯〜乾燥時間 | 約150分 | 約155分 |
ES-X12Cを選ぶ3つのメリット

それでは、新モデルES-X12Cの強みを具体的に見ていきましょう。容量・乾燥性能・スマート機能の3点で、型落ちモデルを上回っています。
大容量12kg
| 商品名 | シャープ ドラム式 洗濯乾燥機 洗濯12kg 乾燥6kg ハイブリッド(ヒートポンプ+サポートヒーター) 無排気乾燥方式 乾燥頻度高い方 4つの自動掃除 洗剤自… |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥270,320前後 |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
ES-X12Cの洗濯・脱水容量は12kgで、ES-X11Bの11kgから1kg増加しています。この差は一見小さく感じるかもしれません。
しかし、家族4人分のシーツやバスタオルをまとめて洗う場面では、この1kgの余裕が大きな違いを生みます。たとえば、週末にまとめ洗いをする家庭では、1回の洗濯で済む量が増えるため、結果的に家事の回数を減らせるのです。
しかも、本体サイズはES-X11Bとほとんど変わらない設計です。設置スペースを気にせずに大容量モデルへ移行できる点は、見逃せないポイントでしょう。
大容量を活かすなら、洗濯物を詰め込みすぎないことが大切です。容量の8割程度を目安にすると、洗浄ムラや乾き残りを防げます。
乾燥効率向上
ES-X12Cには、新形状の「モモンガファン」が搭載されました。これは、自然界のモモンガの滑空姿勢をヒントに開発されたファンで、送風経路の見直しにより風量が増加しています。
その結果、乾燥槽内にムラなく風が行き渡り、衣類をふんわりと仕上げられるようになりました。消費電力量も洗濯〜乾燥で590Whと、ES-X11Bの600Whからわずかに低減しています。
乾燥時間も約5分短縮されて約150分になり、忙しい朝の準備時間にも余裕が生まれます。乾燥の仕上がりにこだわる方には、この進化は十分に価値があるでしょう。
太陽光連携
ES-X12Cは、シャープの「Life Eeeコネクト」に対応した点が最大の進化点です。これは、太陽光発電システムと連携し、余剰電力が多い時間帯に洗濯・乾燥の運転を自動で前倒しする機能です。
具体的には、AIが天候や発電量を予測し、電気代がかかりにくい昼間に効率よく洗濯を完了します。太陽光発電を導入している家庭であれば、光熱費の削減効果を実感しやすいでしょう。
ただし、太陽光パネルがない家庭ではこの機能の恩恵は受けられません。その場合は、静音性や乾燥性能など、別の強みに注目して検討するとよいです。
ES-X11Bを選ぶ3つのメリット

型落ちモデルだからといって、ES-X11Bの価値が薄れたわけではありません。むしろ、特定の機能やコスト面で魅力的な選択肢となるケースがあります。
槽内LEDライト
| 商品名 | ES-X11B |
|---|---|
| 公式サイト | 公式サイトを見る → |
ES-X11Bには、洗濯槽内を照らすLEDライトが標準装備されています。暗い洗面所や夜間の洗濯でも、槽内の衣類の様子をはっきり確認できる便利な機能です。
一方、ES-X12CにはこのLEDライトがありません。その代わり、窓のスモークが下半分はクリアになるデザインに変更され、自然光で槽内が見やすくなっています。
それでも「夜間に洗濯物の取り忘れがないか確認したい」「槽内に小さな衣類が残っていないか不安」という方には、LEDライトがあるES-X11Bのほうが使いやすいでしょう。
ES-X12Cの窓はスモークデザインがおしゃれですが、LEDライトがないため暗い場所では見えづらさを感じることがあります。購入前に使用環境をイメージしておきましょう。
ふろ水ポンプ付属
ES-X11Bには、ふろ水(残り湯)を洗濯に活用するためのポンプが付属しています。節水志向の方や、毎日浴槽に湯をためる習慣がある家庭には、うれしい標準装備です。
これに対してES-X12Cでは、ふろ水ポンプが別売りになりました。必要な場合は追加で購入する必要があり、その分コストがかかることを考慮しなければなりません。
ふろ水を頻繁に使わない家庭であれば問題ありませんが、「せっかくなら節水したい」「古い家で水道代が気になる」という方には、ポンプが最初から付いているES-X11Bのほうが手間いらずです。
価格の安さ
生産終了モデルであるES-X11Bは、新品の在庫が少なくなっているものの、見つかればES-X12Cよりかなり低い価格で購入できる可能性があります。中古市場でも流通しているため、予算を抑えたい方には現実的な選択肢です。
もちろん、在庫状況は変動するため、タイミングによっては希望の色や開き手が見つからないリスクもあります。しかし、基本性能は最新モデルと大きく変わらず、洗剤自動投入や4つの自動お掃除といった便利機能は共通です。
コストパフォーマンスを重視するなら、型落ちのES-X11Bを探してみる価値は十分にあります。予算に余裕を持たせたい方には、こちらが向いているでしょう。
どちらを選ぶ?おすすめの判断基準

ここまで両機種の違いを詳しく見てきました。最後に、あなたのライフスタイルに合ったモデルを選ぶための判断基準をまとめます。
ES-X12Cがおすすめな人
- 家族が多く、洗濯物の量が多い(12kgの大容量を活かせる)
- 太陽光発電を導入しており、電気代を抑えたい
- 乾燥の仕上がりやスピードにこだわりたい
- 最新のスマート機能を楽しみたい
特に、太陽光発電ユーザーにとってLife Eeeコネクトは魅力的です。余剰電力を有効活用しながら経済的に洗濯できるため、長期的なランニングコストを意識する方にぴったりです。
また、乾燥効率の向上により、衣類をふんわり仕上げたい方や、シワを減らしたい方にも、ES-X12Cの進化は実感しやすいでしょう。
ES-X11Bがおすすめな人
- 予算をできるだけ抑えたい
- ふろ水ポンプが標準でほしい
- 槽内LEDライトの便利さを重視する
- 乾燥容量6kgで十分
ES-X11Bは、基本性能がしっかりしており、洗剤自動投入や自動お掃除といった主要機能は最新モデルと共通です。そのため、大きな不満を感じることなく長く使えます。
価格差が大きい時期には、ES-X11Bを選ぶことで数万円の節約になるケースもあります。家電は消耗品ではないため、長く使うことを考えれば、コスパに優れた型落ちモデルを選ぶのも賢い判断です。
型落ちモデルを探す際は、家電量販店のアウトレットやネット通販の在庫チェックをこまめに行うとよいです。開き手(右開き・左開き)の在庫は、時期によって偏りがあります。
購入前に確認すべき設置ポイント

どちらのモデルを選ぶにしても、事前に設置環境を確認しておくことが重要です。ここでは、特に注意すべき3つのポイントを解説します。
設置スペース
ES-X12CとES-X11Bの本体サイズは、ほぼ同じです(幅640mm、奥行739mm、高さ1115mm)。どちらも奥行きがあるため、防水パンの内寸が540mm以上あるかどうかを事前に確認しましょう。
また、本体の高さは給水ホースを含むと1115mmになるため、上部に棚や収納がある場合は干渉しないか測っておくと安心です。設置後に「入らなかった」という失敗を防げます。
防水パンのサイズがギリギリの場合、排水ホースの取り回しや振動対策で苦労することがあります。購入前に採寸し、余裕を持った設置計画を立ててください。
搬入経路
ドラム式洗濯乾燥機は本体重量が約83〜84kgと非常に重いため、搬入経路の確認は必須です。玄関から設置場所までの廊下の幅や、曲がり角のスペースを測っておきましょう。
特に、マンションのエレベーターや階段の幅が狭い場合は、事前に販売店や配送業者に相談しておくとスムーズです。搬入できないと後悔する前に、必ず確認しておきたいポイントです。
防水パンと蛇口
防水パンの形状によっては、本体の脚がうまく収まらず安定しないことがあります。また、蛇口の高さや形状が給水ホースの接続に適しているかも確認が必要です。
古い住宅では、蛇口が特殊な形状になっているケースもあるため、不安な場合は購入前に写真を撮って販売店に見せるのも手です。設置業者が対応できる範囲かどうかも、あらかじめ聞いておくとよいでしょう。
シャープES-X12CとES-X11B違いに関するQ&A
シャープ ES-X12CとES-X11Bの違いを総まとめ
- ES-X12Cは乾燥性能と静音性が向上しており、予算に余裕があれば最新モデルを選ぶ価値がある。
- ES-X11Bは型落ちながら基本性能は十分で、価格重視ならコストパフォーマンスに優れた選択肢となる。
- 設置スペースや排水ホースの位置が両機種で異なるため、購入前の実測と確認が必須である。
- どちらを選ぶかは、乾燥機能の優先度と予算のバランスで判断するのが最も現実的な基準になる。
ここまで、新モデルES-X12Cと型落ちES-X11Bの違いを5つのポイントで比較してきました。最大の違いは、ES-X12Cの洗濯容量12kgへの拡大と、乾燥効率を高めるモモンガファンの搭載、そして太陽光発電ユーザーに嬉しいLife Eeeコネクト対応です。
一方、ES-X11Bはふろ水ポンプが付属し、槽内LEDライトも標準装備。価格が下がったタイミングで購入すれば、コストを重視する方にとって魅力的な選択肢になります。
どちらを選ぶか迷った時は、ご家庭の洗濯量とスマート家電へのこだわりが判断基準になります。週末にまとめ洗いをするご家族や、太陽光発電を活用して電気代を抑えたい方にはES-X12Cがぴったりです。
反対に、初期費用を抑えつつ基本性能の高いモデルを求める方には、ふろ水ポンプやLEDライトが付属するES-X11Bという選び方も十分に検討に値します。
どちらの機種も、価格や在庫状況は時期によって変わります。気になるモデルが決まったら、まずは最新の価格や口コミをチェックしてみてください。
実際のユーザーの声を確認することで、購入後のイメージがより具体的になりますよ。
