賃貸マンションやアパートにお住まいで、「鍵の開け閉めの手間を減らしたいけれど、退去時の原状回復が心配」と感じている方も多いのではないでしょうか。ドアに穴を開けられない賃貸では、スマートロックの導入に二の足を踏んでしまうのも無理はありません。
この記事では、そんな不安を解消するために、工事不要で両面テープで貼り付けるだけの賃貸OKなスマートロックを7機種厳選。退去時に跡が残りにくい軽量モデルや、サムターン対応幅の広さ、電池切れ対策まで、6軸60点満点で徹底比較しました。
選び方を間違えると「半年で使えなくなる」という失敗を避けるための判断基準をお伝えします。
安さだけで選ぶと後悔するポイントから、スマホ以外の解錠方法を追加した際の実際の合計金額まで、具体的な数値を交えながら解説。あなたの住まいや使い方にぴったりの一台を、比較しながら無理なく見つけられる内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
- 賃貸OKスマートロックおすすめ7選を比較
- 工事不要・後付け・原状回復可能な機種が対象
- 管理会社への事前相談が必須
賃貸OKスマートロックおすすめ7選を比較
| 名前 | 画像 | 特徴 | レビュー(執筆時点) |
|---|---|---|---|
| CANDY HOUSE SESAME フェイス Pro |
送料無料 | — | |
| SwitchBot ドアロック Ultra |
送料無料 | ★4.45 | |
| CANDY HOUSE SESAME 5 |
| — | |
| SwitchBot ロック Pro |
送料無料 | ★4.6 | |
| SwitchBot ロック Lite |
送料無料 | ★4.5 | |
| SADIOT LOCK2 |
| — | |
| Qrio Lock Q-SL2 |
送料無料 | ★4.5 |
ここからは、賃貸物件でも工事不要で後付けできるスマートロック7機種を詳細に比較していきます。各製品の強みや注意点をしっかり把握して、あなたの暮らしに合った一台を見つけてくださいね。
| 商品名 | 料金(税込) | 賃貸向き | 解錠方法の広さ | 電池・締め出し対策 |
|---|---|---|---|---|
| CANDY HOUSE SESAME 6 Pro | 約4,928円~ | |||
| SwitchBot ロック Ultra | 約25,530円~ | |||
| CANDY HOUSE SESAME 5 | 約6,480円 | |||
| SwitchBot ロック Pro | 約17,980円 | |||
| SwitchBot ロック Lite | 約8,980円~ | |||
| SADIOT LOCK 2 | 約16,500円 | |||
| Qrio Lock Q-SL2 | 約25,300円 |
CANDY HOUSE SESAME 6 Pro
| 商品名 | CANDY HOUSE SESAME フェイス Pro |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥9,580前後 |
| 送料 | 送料無料 (執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
CANDY HOUSE SESAME 6 Proは、今回の比較で総合スコア53.5点(60点満点)を獲得したトップモデルです。特に価格コスパと賃貸適合性のバランスが出色で、6千円台という手に取りやすい価格帯にありながら、ブラシレスモーターによる100万回の耐久性を備えています。
本体幅が45mmとスリムなので、ドア枠が狭い賃貸マンションの玄関でも干渉しにくい点が強みです。そのうえ、電池寿命は約500日以上と長く、充電式リチウム電池とCR123Aの両方に対応しているため、電池切れによる締め出しリスクがかなり抑えられています。
解錠方法はスマホやApple Watchのほか、別売の「タッチ2」を追加すれば指紋認証やICカードにも対応します。ただし、自動解錠の設定が環境によっては少し不安定になるという口コミも見られるので、導入前に公式サイトで自宅のサムターン形状を確認しておくと安心です。
SwitchBot ロック Ultra
| 商品名 | SwitchBot ドアロック Ultra |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥34,980前後 |
| レビュー | ★4.45 |
| 送料 | 送料無料 (執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
SwitchBot ロック Ultraは、同シリーズの最上位モデルとして、顔認証パッドとのセットで約3万5千円前後と価格帯は高めです。しかし、トリプル給電システム(メインバッテリー+予備CR123A+微電流解錠)を搭載しており、電池切れによる締め出しリスクを極限まで減らせる設計は大きな魅力です。
解錠スピードは従来比で78.6%向上しており、ドアの前に立つだけでスムーズに開く感覚は一度体験すると戻れません。また、静音モードを搭載し、夜間の動作音が20dB以下と非常に静かなので、家族が寝静まった後の帰宅でも気を使わずに済みます。
ただし、賃貸視点で気をつけたいのが取り付け方法です。この機種はズレ防止のために全面接着仕様となっており、他のモデルに比べて退去時の剥がし作業に慎重さが求められます。
直射日光が当たりやすい西向き玄関などでは、粘着剤が硬化して跡が残るリスクもゼロではありません。
SwitchBot ロック Ultraは機能面では非常にハイレベルですが、賃貸での使用を考えると、特に退去時の原状回復に不安を感じる方には別の機種も検討したほうがよいでしょう。対応幅の広さや静音性を重視する方には有力な候補です。
CANDY HOUSE SESAME 5
CANDY HOUSE SESAME 5は、税込6,480円という業界トップクラスの低価格が最大の武器です。本体のみで全ての基本機能が利用でき、サブスクリプション料金も不要なので、とにかく安くスマートロック生活を始めたいという方の第一候補になります。
対応サムターンは市販の約99%と広く、工事不要で工具も使わずに設置できます。電池寿命は1年以上と長持ちで、遠隔操作が必要なければ追加のハブも買わずに運用できます。
ただし、スマホ以外の解錠方法(指紋認証やICカードなど)を求める場合は、別売の「タッチ2」や「フェイスPro」などのパッドを追加購入する必要があります。本体価格が安い分、オプションを揃えると総額が上がる点は事前に把握しておきましょう。
SwitchBot ロック Pro
| 商品名 | SwitchBot ロック Pro |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥21,980前後 |
| レビュー | ★4.6 |
| 送料 | 送料無料 (執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
SwitchBot ロック Proは、対応サムターンが約99.9%と非常に幅広く、無段階可変構造でさまざまな形状の鍵にフィットします。価格は約1万8千円とミドルレンジですが、指紋認証パッドをセットにすれば最大15種類の解錠方法を利用できる拡張性が魅力です。
航空宇宙産業レベルのアルミニウム合金を使用したボディは高級感があり、マグネット式の電池カバーで交換も簡単です。単3電池4本で約9ヶ月、専用充電バッテリーを併用すれば最大12ヶ月と、バッテリー持ちも安定しています。
気になる点としては、本体サイズが比較的大きく、ドア周りのスペースによっては干渉する可能性があります。また、粘着テープの強度が強いため、賃貸の退去時に剥がす作業が少し大変だという口コミもあります。
設置前に自宅のドア枠の寸法を測っておくと安心です。
SwitchBot ロック Lite
| 商品名 | SwitchBot ロック Lite |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥12,980前後 |
| レビュー | ★4.5 |
| 送料 | 送料無料 (執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
SwitchBot ロック Liteは、本体単品で約8,980円、指紋認証パッドセットでも約12,980円と、エントリーモデルながらしっかりした機能を備えています。本体重量が約253gと軽量で、両面テープの負担が小さいため、賃貸での使用に適しています。
寒さに強いCR123Aリチウム電池を採用しており、氷点下20℃の環境でも動作するため、寒冷地に住む方も安心です。さらに、業界初の微電流解錠機能を搭載し、電池残量が著しく低下した場合でも緊急解錠が可能です。
遠隔操作や音声操作には別売のハブ製品が必要な点は注意が必要ですが、スマホアプリと指紋認証パッドだけで運用するなら、追加投資なしで手ぶら解錠を実現できます。初めてスマートロックを導入する方にとって、コスパと安心感のバランスが取れた選択肢です。
SADIOT LOCK 2
| 商品名 | SADIOT LOCK2 |
|---|---|
| おすすめポイント |
|
| 公式サイト | 公式サイトを見る → |
SADIOT LOCK 2は、ミネベアミツミグループが手がける日本メーカー製のスマートロックです。税込16,500円で、月額料金は一切かからず、アプリ利用料も無料です。
セキュリティチップを搭載し、通信の暗号化が行われているため、安心感を重視する方に支持されています。
動作音がほぼ無音に近い静かさで、夜間の帰宅時にモーター音が気になることがありません。NFCタグによるワンタッチ解錠や、最大20名まで合鍵をシェアできる機能も便利です。
ただし、対応しているドア厚が33〜50mmまでとやや狭めで、古いスチールドアや厚みのある断熱ドアには取り付けできないケースがあります。遠隔操作やオートロックをフル活用するには別売のHub(約4,950円〜)が必要になる点も、購入前に把握しておきたいところです。
Qrio Lock Q-SL2
| 商品名 | Qrio Lock Q-SL2 |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥25,800前後 |
| レビュー | ★4.5 |
| 送料 | 送料無料 (執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
Qrio Lock Q-SL2は、スマホを取り出さずに解錠できるハンズフリー機能が特徴です。ポケットやバッグにスマホを入れたままドアに近づくだけで鍵が開くので、両手が荷物で塞がっている帰宅時に便利です。
工事不要の両面テープ式で、日本住宅のドアに適合しやすい設計になっています。別売のQrio Hubと連携すれば外出先からの操作や通知も可能で、オートロック設定で締め忘れを防げます。
一方で、ハンズフリー解錠の精度や反応速度には個体差があるという口コミも見られます。また、電池消耗が環境によっては早まるケースがあるため、定期的な残量チェックが必要です。
価格は約2万5千円とやや高めですが、その分、ワンアクションで解錠できる快適さを求める方には検討する価値があります。
賃貸でスマートロックを選ぶポイント

ここからは、賃貸物件にスマートロックを導入する際に押さえておきたい選び方のポイントを解説します。失敗しないためには、事前の確認が何より大切です。
工事不要の貼り付け型を選ぶ
賃貸でスマートロックを導入するなら、工事不要で両面テープで貼り付けるタイプが鉄則です。ドアに穴を開けたり、ネジで固定するタイプは退去時に原状回復が難しくなり、敷金トラブルの原因になります。
今回紹介した7機種はすべて両面テープでの貼り付けに対応しており、工具不要で簡単に設置できます。特に3MのNANOテープを採用している製品は、強力な固定力を持ちながらも、ドライヤーで温めればきれいに剥がせる設計です。
日本住宅総合センターの調査でも、賃貸居住者は「工事不要」であることをスマートホーム機器の選択基準として重視する傾向が確認されています。そのため、製品選びの最初のステップとして、貼り付け型かどうかを必ずチェックしましょう。
自宅のサムターンに合うか確認
スマートロックは、ドアの内側にあるサムターン(鍵のツマミ)をモーターで回転させて施解錠を行います。そのため、購入前に自宅のサムターンの形状・高さ・向きが対応しているか確認することが欠かせません。
各メーカーが公式サイトで無料の「対応診断シート」を公開しているので、寸法を測って照合しましょう。SwitchBotシリーズは約99%以上のサムターンに対応し、CANDY HOUSEのSESAMEシリーズは360度多回転で狭い枠にも入る設計です。
一方、SADIOT LOCK 2はドア厚33〜50mmまでと範囲が狭めなので、賃貸のドアの厚みを事前に確認しておく必要があります。総務省の情報通信白書でも、IoTデバイス導入時のミスマッチを防ぐための事前確認が推奨されています。
解錠方法と別売パッドの総額
スマートロックの本体だけを購入すると、スマホアプリからの操作しかできないケースがほとんどです。指紋認証や顔認証、ICカード(Suicaなど)を使いたい場合は、別売の専用パッドを追加購入する必要があります。
例えば、SESAME 5は本体6,480円と安価ですが、指紋認証パッドを追加すると総額は1万円を超えます。SwitchBot Ultraは顔認証パッドセットで約3万5千円と、最初から高機能を求めるならまとまった予算が必要です。
このように、「最終的にどの解錠方法まで欲しいか」を決めてから、本体+オプションの総額を計算するのが賢い買い方です。スマホだけで十分なら本体のみでOKですが、家族全員が使いやすい環境を目指すなら、パッド込みの金額を事前に把握しておきましょう。
電池切れと締め出し対策
スマートロックの最大のリスクは、外出中に電池が切れて自宅に入れなくなる「締め出し」です。全機種が電池残量低下の通知機能を持っていますが、通知に気づかないケースも考えられます。
この点で優れているのは、SwitchBot Ultraのトリプル給電システムです。メインバッテリーが切れても予備のCR123A電池で動作し、さらに微電流解錠機能も備えています。
SESAME 6 Proは電池寿命が約500日と長く、そもそも切れる頻度が少ない設計です。
どれだけ対策がされていても、物理鍵を常に1本持ち歩く習慣をつけておけば、締め出しは根本的に防げます。「スマホ1つで完結させたい」という方ほど、非常時解錠機構が充実した機種を選ぶと安心です。
退去時の原状回復と跡残り
賃貸でスマートロックを使う以上、退去時に両面テープの跡が残らないかどうかは最大の関心事です。基本的には、3Mの両面テープはドライヤーで温めながらゆっくり剥がせば、大半のケースで跡は残りません。
ただし、直射日光が長時間当たる西向きの玄関では、粘着剤が硬化して跡が残る事例も報告されています。本体が重い機種ほどテープへの負担が大きくなるため、軽量なモデルを選ぶことでリスクを抑えられます。
SwitchBot Lite(約253g)やSESAME 5は軽量でテープ負担が小さく、賃貸向きです。逆にSwitchBot Ultraは全面接着仕様でホールド力が強い反面、剥がし作業に慎重さが求められます。
マグネットで固定できるドアなら、CANDY HOUSEの別売マグネットを併用すると、テープ跡を一切残さずに使用できます。
賃貸にスマートロックを導入するメリット

スマートロックを導入すると、日常生活のさまざまなシーンで便利さを実感できます。ここでは、賃貸物件に住む方にとって特に大きなメリットを5つ紹介します。
鍵を持たずに生活できる
スマートロックの最大の恩恵は、物理鍵を持ち歩く必要がなくなることです。スマホをポケットに入れておけば、ドアの前でアプリを開くだけで解錠できます。
指紋認証パッドを追加すれば、スマホすら取り出す必要がありません。手が荷物で塞がっている帰宅時や、雨の日に傘を差しながらでも、スムーズに玄関を開けられます。
鍵をなくす心配からも解放されるので、うっかり者には嬉しいポイントです。
矢野経済研究所のレポートでも、スマートロックの導入理由として「鍵の紛失リスク軽減」が上位に挙げられています。物理鍵を一切使わない生活は、一度体験すると手放せなくなります。
オートロックで閉め忘れ防止
「鍵を閉めたかどうか不安になって、玄関まで戻って確認してしまう」という経験はありませんか。スマートロックなら、ドアが閉まったことを検知して自動で施錠するオートロック機能が標準搭載されています。
設定時間をカスタマイズできる機種が多く、例えば「ドアを閉めてから5秒後に自動施錠」といった細かい調整が可能です。朝の慌ただしい時間や、出張で急いで家を出る時でも、締め忘れの不安から解放されます。
特に賃貸マンションの共用廊下に面した玄関では、施錠忘れがセキュリティリスクに直結します。オートロック機能は、そうしたリスクを機械的に防ぐ有効な手段です。
家族の帰宅状況を確認できる
スマートロックのアプリには、誰がいつ解錠・施錠したかの履歴が記録されます。子どもや高齢の親の帰宅時間を、離れた場所からでも確認できるので、見守りツールとしても役立ちます。
例えば、子どもが学校から帰ってきたタイミングでアプリに通知が届くように設定しておけば、仕事中でも安心です。家族一人ひとりに異なるアクセス権限を付与できる機種も多く、細やかな管理が可能です。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)も、コネクテッドデバイスの利用において家族間での利用状況共有がセキュリティ意識向上に寄与すると指摘しています。
スマホで遠隔操作が可能
別売のハブを追加すれば、外出先からスマホで鍵の施解錠ができるようになります。例えば、宅配便の再配達を依頼した際に、遠隔で解錠して荷物を受け取ってもらうといった使い方が可能です。
また、「家を出た後に鍵を閉めたか不安になった」という時も、アプリで確認して遠隔で施錠できます。SwitchBotやCANDY HOUSEの製品は、ハブ経由でApple HomeKitやGoogle Homeとも連携するため、スマートホーム全体の操作と統合しやすいです。
ただし、遠隔操作にはハブの購入が必須なので、導入前に必要な機材と総額を把握しておきましょう。
ゲストに一時的な鍵を渡せる
スマートロックなら、来客や家事代行サービスに物理鍵を渡す必要がありません。アプリから一時的なアクセス権限を発行すれば、指定した時間帯だけ解錠できるように設定できます。
例えば、友人を招く際に「今日の14時から18時までだけ使える鍵」を発行しておけば、自分が帰宅する前に先に入ってもらうことも可能です。ワンタイムパスワードを発行できる機種なら、よりセキュリティを高められます。
この機能は、定期的にハウスクリーニングやペットシッターを利用する方にとって、本当に便利なポイントです。
賃貸でスマートロックを使うデメリット

便利なスマートロックですが、導入前に知っておきたいデメリットや注意点もあります。メリットだけで判断せず、リスクも理解した上で検討しましょう。
電池切れで締め出されるリスク
先述した通り、外出中に電池が切れると、物理鍵を持っていない限り自宅に入れなくなります。ほとんどの機種は電池残量低下をアプリで通知しますが、通知を見逃した場合が危険です。
対策としては、物理鍵を常に1本携帯するのが確実です。どうしてもスマホだけで完結させたいなら、SwitchBot Ultraのように予備バッテリーや微電流解錠機能を持つ機種を選びましょう。
また、定期的にアプリで電池残量を確認する習慣をつけることも大切です。
ドアによっては取り付け不可
すべての賃貸の玄関ドアにスマートロックが取り付けられるわけではありません。サムターンの形状やドアの厚み、ドア周りのスペースが原因で、物理的に設置できないケースがあります。
特に、サムターンが特殊な形状のものや、ドア枠とサムターンの距離が狭い場合は注意が必要です。購入前に各メーカーの対応診断シートを必ず活用し、自宅のドアに合うかどうかを確認しましょう。
どうしても合わない場合は、賃貸物件のドア自体を交換するわけにはいかないので、導入を諦める判断も必要です。
アプリ不具合で操作不能の可能性
スマートロックは、スマホアプリやファームウェアのアップデートによって機能が改善される一方で、まれに不具合が発生することもあります。アプリがクラッシュしたり、Bluetooth接続が不安定になったりすると、一時的に解錠できなくなるリスクがあります。
こうした事態に備えて、物理鍵を常に持ち歩くのが基本です。また、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことで、ファームウェア更新による不具合の発生頻度を抑えられます。
総務省の情報通信白書でも、IoT機器のセキュリティ対策と合わせて、利用者自身のリテラシー向上が推奨されています。
両面テープの跡が残る場合がある
多くの製品は両面テープで貼り付けるため、長期間使用した後の剥がし跡が気になる方もいるでしょう。一般的にはドライヤーで温めればきれいに剥がせますが、環境によっては粘着剤が残ってしまう可能性があります。
特に、直射日光が当たる西向き玄関や、温度変化の激しい場所では粘着剤が劣化しやすいです。軽量な機種を選ぶ、マグネット併用を検討するなど、リスクを減らす工夫をしましょう。
退去時にトラブルにならないよう、事前に管理会社へ相談しておくことも有効です。
管理会社への事前相談と注意点

賃貸物件にスマートロックを設置する前に、管理会社への相談や契約内容の確認は欠かせません。ここでは、トラブルを未然に防ぐためのポイントをまとめます。
賃貸契約の規約を確認する
まず最初に、自分の賃貸契約書に「鍵やドアの改造禁止」といった条項がないか確認しましょう。多くの賃貸契約では、退去時の原状回復義務が明記されており、スマートロックの設置が「改造」とみなされるかどうかがポイントです。
両面テープで貼り付けるだけのスマートロックは、一般的には改造とはみなされにくいですが、ドアに跡が残った場合に原状回復費用が発生する可能性はあります。契約書に「シールの貼り付け禁止」とある場合は、事前に管理会社に確認する必要があります。
事前に管理会社へ相談する方法
管理会社への相談は、電話やメールで簡単に済ませられます。「工事不要で両面テープで貼り付けるスマートロックを設置したいのですが、問題ないでしょうか」と伝えれば、多くの場合は快諾されます。
特に、ビットキーとゴールが共同開発した賃貸住宅向けスマートロックのように、管理物件での導入を前提とした製品も登場しており、管理会社側の理解も進んでいます。相談の際は、製品の写真や仕様書を添付するとスムーズです。
また、相談内容は必ずメールや書面で記録に残しておきましょう。口頭だけの了承だと、後でトラブルになった際に証拠が残りません。
退去時の原状回復義務を理解する
賃貸契約では、退去時に部屋を入居時の状態に戻す義務があります。スマートロックの両面テープ跡が完全に除去できず、ドアに傷やへこみが残った場合は、原状回復費用を請求される可能性があります。
このリスクを回避するには、剥がしやすい設計の製品を選ぶことが重要です。マグネットが使えるドアなら、CANDY HOUSEの別売マグネットを利用すればテープ跡を一切残さずに設置できます。
どうしても不安な場合は、管理会社と相談の上、設置を見送る判断もありです。
トラブルを防ぐための設置ルール
賃貸でスマートロックをトラブルなく使うためのルールをいくつか挙げます。まず、ドアに直接穴を開けたり、ネジで固定する改造は絶対に行わないこと。
次に、退去時には必ずスマートロックを取り外し、アプリから登録データを消去すること。
また、管理会社から「共用部のオートロックシステムに影響を与える可能性がある」と指摘されるケースもあります。賃貸マンションのエントランスオートロックと、自室のスマートロックは独立したシステムですが、念のため確認しておくと安心です。
賃貸OKスマートロックおすすめに関するQ&A
まとめ:賃貸OKスマートロックを選んで鍵のストレスを解消しよう
- 賃貸では工事不要で後付け可能な機種を選ぶのが必須条件である
- 管理会社への事前相談は退去時の原状回復義務を確認するために重要である
- スマートロック導入で鍵の閉め忘れ防止や施解錠のリモート操作が可能になる
- おすすめ機種の比較では対応鍵種やバッテリー持続時間を確認すべきである
ここまで、賃貸物件でも工事不要で後付けできるスマートロック7機種を比較してきました。選び方の軸は、退去時の原状回復のしやすさ、自宅のサムターンに合うかどうか、そして電池切れのリスク対策の3点に集約されます。
特に両面テープの跡が気になる方は、軽量なSwitchBot ロックLiteやSESAME 5を選ぶと負担が少なくて済みます。
一方、対応錠の幅を重視するならSwitchBot ProかUltra、静音性と日本メーカーの安心感を求めるならSADIOT LOCK 2が適しています。指紋認証や顔認証まで揃えたい場合は、別売パッドを含めた合計金額を事前に計算しておくと、導入後のギャップを防げます。
どの機種を選ぶにしても、まずはご自宅のサムターンの形状と各社の対応表を照らし合わせることが最初の一歩です。気になる製品がありましたら、料金や口コミだけでも確認してみてください。
無理のない範囲で、鍵のストレスを減らす暮らしをぜひお試しください。
